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『或阿呆の一生』の終わりは

前回触れたお出かけプランは、
無事6月22日(水曜日)に予約が取れました。

さてこの”杖禅如水企画立案の目隠しツアー”に
ご興味がおありの方はおいででしょうか?

もし宜しければ、ご一緒にいかがですか?
Jolyさんに倣って、
つたないながらも『旅のしおり』作りましたので
同行して下さる方には、もれなく差し上げますよ。


・・・ところで、お詫びせねばなりません。

私、”大宰府にいかなきゃ”と書いていますよね。

・・・間違いました。

”福岡県の小郡市にいかなきゃ”の誤りでした。

もの知らずが故の過ちです。
申し訳ございません。



あんぽんたん♪だとか、
とんちんかん🎶だとか、
リズミカルな罵り言葉が自分の中で
くるくる回っていますが、
今回は
”阿呆”にしておきます。

又吉直樹さんの
『火花』という作品のタイトルは、
芥川龍之介さんの
『或阿呆の一生』の八番から
着想を得られたそうですね。

なんだか芥川賞を受賞するべくして
受賞されたような感がありますが、
その本家本元の『或阿呆の一生』の結びには
杖が出てきます。



彼は唯薄暗い中にその日暮らしの生活をしてゐた。
言はば刃のこぼれてしまつた、細い剣を杖にしながら。




小中学校の頃から接してきた
華麗で冷徹な文章には、
なまくら刀による醜い傷跡は
見当たらないように思いますが,
この作品の1ヶ月後の7月24日に
彼は自死してしまいます。


本物の阿呆である私にはもちろん、
優れた方々でもきっと
見つけることができないであろう
ほんの僅かな刃こぼれや、
その切れ味が
名刀の持ち主である彼には
許せなかったのでしょうか。

芥川龍之介



・・・研ぎにだせば良かったのに。

彼が阿呆と称したのは
どういう自分だったのでしょうかね。


私はそれこそ、最後まで阿呆でありましょう。
だからこそ、
滑らかで
穏やかな
優しい杖を手にしていたいものです。






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お久しぶり

最近ずうぅっと更新しておりませんね。

ご訪問下さっても
書き込みがないので、
ご心配下さった方もおいでですが、
ただの怠慢です。
すみません。

先頃、歴史を研究されてらっしゃる方々に
触れる機会がありまして、
かなりの感銘を受けたのですが、
下関市の歴史を研究されてらっしゃる方々は、
本当に凄いんですよ。

玄人裸足っていうんですかね。
大学の先生がされるような
検証をされた知識の披露に、
ただただ圧倒されました。

これらの方々に影響されて、
「自分もちょっと調べてみようかな?」
と思いまして・・・。

ただ、大宰府に行くまでは、
顛末を書き込めません。
証拠がなくちゃ・・・です。

6月になったら行ってきます。
とんでもない方向音痴ですから、
公共交通機関で行った方がいいでしょうね。
高速バス→博多、西鉄→二日市でしたっけ。

大宰府に行くのは随分と久しぶりです。
天満宮にお参りして、
梅が枝餅を買って、木彫りの”うそ”を眺めて来ましょう。

鷽↓
img_nintei001.jpg

そうそう!杖遣いの端くれとしましては、
竈門神社にも参らなきゃ。

なかなか盛りだくさんになってきましたね。
目的よりおまけの方が多いみたいですけど。

ふふ、楽しそう♪


柳剛流杖術”外"≒入身投げ

「数ある武道はみんな、
従兄弟同士みたいなもの」と、
聞いたことがありますように、
種類は違えど、似た感じの技は多いようですね。

今なんとな~く心にひっかかってるのは、

柳剛流杖術”外"≒入身投げ

です。

そこはかとなく感じるだけで、
両方してみても、
されてみても、
ちょっとした類似性以外の
何がわかる訳でもないのですが、

ただ気になるのです。

このもやもやは何なのでしょう?

・・・恋?

のぎしょうぐんのおはなし

先日乃木神社のお話を書きましたが、
それがきっかけで思い出したことがあります。

今でこそ、この山口県にすっかりなじんでおりますが、
私の両親は、共に九州出身でして、
自身も長崎県佐世保市の生まれです。

他県出身でありながら、
乃木将軍は身近に感じられるのには、
理由が二つあり、
両方共に、私の母が関わっております。

ひとつは、幼少の時縁側で教わった
お手玉の歌
『日列談判破裂して~♪日露戦争始まった~♪』に
乃木将軍が出てくることでした。

月岡芳年 金時山の月


大きくなって知ったのですが、
クロパトキンと東郷元帥が本当だったようですね。
しかしうちではなぜか、”の~ぎ~将軍♪”で習いました。
歌詞を見ると、歌の出だしが陸軍の話なので
母が勘違いしたのか、替え歌かなにかではないかと思います。

もうひとつ、もっと鮮烈な記憶として残っているのは、
好き嫌いする度に
母が私にしたお説教です。

それが乃木将軍のエピソードだったんですね。

「昔昔、乃木将軍が子供の頃のある日、希典少年はネギを好き嫌いしました。」

「すると、希典少年のお母さんは、毎日ネギを使った料理を食卓に上げ、
無理やり食べさせました。」

「決して残す事を許さない、お母さんの躾で、
希典少年は、偏食を無くすことができました。」

というような内容でした。

それに、

「ネギにはとても栄養があって、
食べると記憶力が良くなるから
残してはダメよ。」

と、よく付け加えて言ってましたね。

つまり、うちの母の躾も乃木家と同じだった訳で、
泣く泣く食べさせられた結果、
現在では、美味しくいただけるようになりました。

偏食を無くす躾は、
子供によりけりとは思いますが、
私のためをに手を掛けてくれた母には、
本当に感謝しております。

そんなこんなで
乃木将軍は私にとって
なんとなく懐かしい、慕わしい方だったのですが、
その乃木神社の宮司さんの奥様と
知遇を得ることができまして、
本当に不思議な御縁を感じたものです。


先日つい、奥様に将軍の好き嫌いの躾の話をしましたところ、

「ネギではありませんね。」
えっ?

「それはにんじんの間違いです。」
ええっ?

×ネギ
○にんじん


きっと、母は
”のぎ”からの連想で、
にんじんと”ネギ”記憶違いしてしまったのでしょうね。


・・・・・お母さん!ネギ食べなきゃ!


鎌は語る・・・ような気がする 

私が住んでおります山口県西部は、
皆様ご存じかと思いますが、昔は長州藩といいました。

勤皇派の主軸であったため、幕末から明治にかけて、
ご活躍された方を多く輩出しておりますが、
その中の一人に 乃木希典将軍 がいらっしゃいます。

日露戦争でのステッセル氏との会談や、
明治天皇へのご夫妻での殉死等
今を生きる私達にも、至誠の方でいらしたのがうかがえます。

今や、乃木坂46の聖地といわれるようになった
東京港区の乃木神社や、京都、栃木等、
いくつも祀った神社が存在するのは
そんなお人柄を偲んでのことなのでしょう。

もちろん、下関市のご生家の跡地にも、
とても素敵な神社があります。
見事に黒々と聳える木々が御社や参道を覆い、
箒の跡目も清々しい佇まいは、
誠実な将軍にふさわしい趣があるかと思われます。

乃木神社

敷石どおりに奥へ行くと、生家と、
乃木家所縁の遺物や、コレクションされていらした石等が
展示されている史料館が二つ並んでいます。

史料館の中には、なぜこれが展示してあるのか
不思議に感じられる方も
おいでなのではないかと思うのですが、
赤穂義士の一人である、杉野十平次さんが討ち入りの時、
持っていらしたという鎌があります。

杉野十平次さんは、講談などでお蕎麦屋さんに変装して、
吉良邸の動向を探った、という役回りを与えられて
いる方です。

本懐を遂げた後、切腹までの期間、
長州藩お預けになられており、
その際、藩士に譲られた鎌を
乃木将軍のお父様が手に入れられたというのが、
今こちらに展示されている由来だそうです。

じっと鎌を見つめていると、
乃木将軍と杉野十平次さん、二人の忠義心が、
ただの道具にすぎない1丁の鎌によって、
結び付けられて感じられて、
胸をつかれるような気持になります。

説明書きには、箱書きを乃木将軍が書いたとしか
ありませんので、拝観されても
いきさつをご存じない方も
いらっしゃることでしょうね。



鎌

鎌の実物を見てみると、
片刃ではありますが、厚みがあり、
草刈用というよりは、小枝や笹が落とせる
桑鎌、木鎌のように柄が長く、
刃が短いものです。

お侍さんですから、
武器としてではなく、外から雨戸を開けるために
打ち入りに持って行ったのかもしれません。




私が所属する一貫堂では毎回、杖術を2時間の他、
居合1時間教えていただいておりますが、
希望者にはその後、付属武術を1時間教えていただけます。
鉄扇、十手、短杖、柳剛流杖術等、色々ありますが、
一心流鎖鎌術の稽古もしております。

鎖鎌は両刃の鎌に鎖、その先端には分銅も着いていて、
飛び道具的な要素も含めた、
なかなか凶悪な武器ですが、
あれこれ用途が異なるものが
一つの中に混在しているが故に、
操作性の面白さが際立っているように思えますね。

私たち武器遣いは、
杖、太刀、鉄扇、十手、鎖鎌と、
道具それぞれの特性を知り、
威力を存分に引き出し、効果的に用いようと
励んでいるのだと思います。

ですから、自らの習熟度をあげなければ何もならないと
思ってはいても、より良い道具への憧れは否めません。

乃木神社の鎌は、そんな私に
”道具はね、使う人間の方が肝心なんですよ”
と、静かに諭してくれているような、
そんな気がするのです。

拝観料は各々の志で
構わないというおおらかさですし、
もしお近くにおいでの際は、
直にご覧になってみませんか。

何も聞こえなくても
クレームは受付ませんけど。

あ、「砥いで」って聞こえました?
案外それが、正解なのかもしれませんね。

きっとまだ立派に使えるような気がしますよ。







プロフィール

杖禅如水

Author:杖禅如水
岩目地光之一貫に弟子入りし、杖術、居合を学んでおります。

所属は日本杖術協会下
山口県杖術協会です。

下関の片隅にあります一貫堂系『如水館』代表として、個性が豊かな(過ぎる?)皆さんと共に隣県福岡黒田藩ゆかりの杖術を稽古しております。

【如水館】
場所:下関市王喜公民館講堂
曜日:毎週木曜日
時間:19:00~21:30

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